Story — L'anglaise 1782
芸術の裁断、その制約

18世紀の生地づくりは、初めての連続でした。婦人服であること、チェック柄であること、そしてシルクであること。そのどれもが...
その声が聴きたくて、聴きたくて

250年の時を経て、朽ちたドレスの断片が、いま再び「布」として姿を取り戻そうとしています。
語らぬ衣服と向き合い、糸の一本一本に耳を...
美しい不具合

悪戦苦闘が続く18世紀の「チェック柄のシルク生地」の再構築。
前回記事では、お手本となるドレスの断片を...
服をほどき、布を織り、歴史を学ぶ

「かわいいから」
それが、この生地を織りたいと思った最初の理由でした。衣服標本家として衣服を見ていると...
ふたつの生地、ひとつの志
gawa Kuzuri Flannel No.9 L'anglaise 1782

今回は、私が現在取り組んでいる2つのオリジナル生地について紹介します。
3度目となる生地づくりのテーマは...