gawa|カンカン帽|一点物|BUS
18世紀のドレスの生地をお手本に織った「ラングレーズ 1782」
その生地で、春夏に気持ちのいい「カンカン帽」を仕立てました。
1点限りの販売になります。

かたちは2種類。
丸みを帯びた EGG と、四角い顔の BUS です。
【この商品ページでは、BUSを紹介します】
サイズは59cm。
女性の大き目サイズ。男性の標準的なサイズ感です。
BUSは「バス」という名前の通り、角ばったデザインが特徴です。
従来のカンカン帽に近いシルエット。
ただ、このBUSはシルエットこそ角ばってみえますが、その表情は「くたっ」とした柔らかさ、ゆるさを感じさせます。

凹凸がある生地、たわんだ縫い目、ぶれた色。
つくりたての帽子なのに、幾年もの時間を過ごしてきたような顔をしています。
これは偶然、半分。狙って、半分。

「美しい不具合」のなかで登場した、「色ぶれ」してしまったラングレーズ1782。
その生地を使って、このカンカン帽を仕立てました。
「目指すゴール」がある生地づくりおいては失敗だったというだけで、ちがう道を進んだ子として見れば、こんなにもユニークな生地はありません。

・色調整のために、生地の途中から濃度が変わる個性的な見た目。
・未仕上げ、未整理のため、織り上がりの素朴な風合いを楽しめる。
私が想像するカンカン帽にぴったりの生地だったんです。

【たわむ縫い目】
カンカン帽といえば、四角くシャキッとしたイメージがあるかもしれません。
でもBUSは、角が取れた優しい顔をしています。
四角い輪郭は保ちつつも、縫い目にはたわみがあり、自然なシワが。
これはオモテとウラの生地にわざと寸法差を入れ、意図的に出している表情なのです。
気軽に被れるカンカン帽、それがBUSらしさ。


浅く ふわっ と被っても、深く しゅっ と被っても。
これからの季節のお供に、半・分解展のカンカン帽はいかがでしょうか。
帽子の周りのつばの部分「ブリム」の素材は、軽くて丈夫な「ラフィア」です。
ラフィアとは、熱帯地域に自生するラフィア椰子(やし)の葉から採れる天然素材。
そして、帽子の裏地に使用しているのは、ラングレーズ1782の完成品。
ゴールを目指してつくった方を裏に使っています。
こちらはつるつる、さらりとした手触り。
表と裏で同じ生地なのに、最終工程が違うだけでここまで表情が変わるのです。
裏にはタグも付いています。
cauda(コーダ)の焼き印が入ります。
そう、このカンカン帽はcaudaのcanotier(キャノチェ)という商品をgawaの生地で仕立てた特別なコラボアイテム。
caudaと半・分解展の関係についても、また今度じっくり紹介せねばなりません。

デザイナーのKanamiさんは、同じヴィンテージを見て触れて、それぞれのものづくりを続けてきた10年来の付き合いなのです。