あたらしい近代服飾史の教科書(くるみ釦:付録)
著書「あたらしい近代服飾史の教科書」に、くるみ釦の付録をつけた " 特別版 " でご提供します。
「生地の質感を味わえる一冊をつくりたい」
すべての展示品に触れることのできる「半・分解展」の主催者である私が、本をつくるのであれば、ただ読むだけではなく " 触れる本 " にしたいと思っていました。
しかし、くるみ釦の付録をつけた書籍を全国流通に乗せることは難しいため、自分で出版社から本を買い取って、自分でやってみることにしました!
付録するくるみ釦は「150年前の裏地のくるみ釦」です。
1870年ごろから紳士の普段着として定着したラウンジスーツ。
当時、中流階級が着用したラウンジスーツの裏地には「モヘア」の素材がよく用いられました。
私が所有する1860年から1900年代のスーツたちをお手本とし、老舗機屋の葛利毛織(くずりけおり)の職人、上村直也氏と一緒に150年前のモヘア裏地を共同開発しました。
モヘア特有のざらざらした感触は、現代の裏地とは異なる " 違和感 " を覚えます。
この裏地を多くの人に楽しんでいただくため、1950年代から日本製くるみ釦をつくり続けるゴンドラ社へ依頼し「くるみ釦」に加工しました。
釦の裏面にまでこだわり、別注でダール塗装を施しています。
見えない部分ではありますが、既製品によくあるシルバーメッキでは150年前の裏地の雰囲気に合いません。
木炭のような深い炭色にすることで、調和のとれたくるみ釦になりました。
お手持ちの洋服の飾り釦に使ったり、ヘアゴムに通してみたり、このクラシカルな佇まいをお好みでお楽しみください。
ブラックとブラウンをランダムに合計2個お付けします。
釦サイズ:直径25mm
※洗濯機には絶対に入れないでください!
釦の中央部分を強く擦ったりはしないでください。摩擦に弱いです。
著書386ページには、お手本となったラウンジスーツが掲載されております。
ページをめくりながらくるみ釦を愛でて、紳士服の美学に触れてみてください。
ただ読むだけでは感じられない、触覚の感動をお楽しみいただけます。
あたらしい近代服飾史の教科書の内容は、動画で詳しく紹介しております。
長尺動画 27分
ショート動画 1分
※購入時の注意
1・値段が高いです!
全国の書店やAmazonでは税込み4,620円で販売しておりますが、私自身が販売する特別版は5,620円となります。
2・お届けにお時間をいただきます!
およそ2~4週間ほどお待ちいただきます。
3・サインを入れることができます!
日付とサインを書いて送ります。ご希望の方は「サイン有り」を選択してください。
4・ブラックとブラウンをランダムに合計4個お付けします。