このページでは、gawaのHabit à la française(アビ・ア・ラ・フランセーズ)の型紙を購入する方に向けて「サイズの選び方」を説明します。
「着用画像や動画」を参考にして選ぶのも良し。
胸囲の寸法を計って「サイズ表」をもとに選ぶのも良し。
お好きな方法で、ご自身に合ったサイズを選んでください。
(迷ったときはサイズ選びお問い合わせフォームをご利用ください)
gawa Habit à la française のデザインテーマ
「リラックス & エレガント」

それがgawaの提案するアビ・ア・ラ・フランセーズです。

優雅で軽やかなロココのスタイルは、華やかな生地やシルエットに表れています。
着用画像
166cm女性



動くたびに揺れるプリーツが、アビの最大の見どころです。



販売する型紙には、両方の衿型が含まれています。

衿型は「スタンドカラー」です。


インナーにスウェットパーカーを合わせていますが窮屈感はありません。




設計の土台がロココ朝のアビ・ア・ラ・フランセーズだからこそ、成立したバランスです。
179cm男性

続いては、179cm男性が「サイズ3」を着用しています。
gawaのアビ・ア・ラ・フランセーズは、スーツのうえに羽織っても余裕を持って着用できます。窮屈感はありません。





パートナーと兼用で仕立てるのもおすすめです。

159cm女性
布の余りが、シワではなくドレープとなって流れ落ちるのは「クズリフランネル No.9」で仕立てているからこそです。


着用動画
サイズ表
サイズ選びの目安として「胸囲の寸法」が基準値になります。
胸囲(バストトップ)にメジャーを当て、ご自身の寸法を出してみてください。
正確に測るためにTシャツやキャミソールなど、身体にフィットした服の上から計測しましょう。
例えば、あなたの胸囲の寸法が83cmの場合は+30cmすると「113cm」です。
つまり上記サイズ表の、身幅113cmの「サイズ1」がベストサイズになります。
胸囲が95cmの方は+30cmすると「125cm」なので、サイズ3を。
ちょうど中間の寸法になってしまった場合、ちょうど良く着たいのであれば小さい方のサイズを、少しゆるく着たいのであれば大きい方のサイズを選ぶと良いでしょう。
「着丈や袖丈が合わないかも?」と感じた場合は、修正すれば良いのです。
身幅に比べて、着丈や袖丈の修正は非常に簡単です。
なので、まずは身幅を基準値にしてサイズを選ぶことをおすすめしております。
仕立ての特徴
ここからは、gawaのアビ・ア・ラ・フランセーズの「仕立ての特徴」を3つ紹介します。
オリジナルのアビ・ア・ラ・フランセーズとなにが違うのか。
gawaのために設計したデザインやディテールをご覧ください。

Pivot Sleeve(ピボット スリーブ)
gawaのアビ・ア・ラ・フランセーズには、独自のピボットスリーブ構造を取り入れています。
「着心地が良く、美しい」
腕が自由に動きつつ、美しさも備えた袖に仕立てました。

ピボットスリーブとは、19世紀末ごろに誕生した「狩猟服」の袖の設計です。
袖の下部にマチになるパーツを取り付け、狩猟に適した動かしやすい袖になっています。

私はピボットスリーブを15年余り研究しています。
19世紀末から20世紀初頭のピボットスリーブの衣服を収集、研究、製作し、辿り着いた現時点での最適解がgawaのピボット構造です。
gawaのピボットスリーブは、ピボットの始まる基点を従来より極端に高い位置に設定しています。
高くすることで機能性は向上しますが、脇に布が溜まり着心地は悪くなります。
そこで、袖下を2パーツに分けて設計することで、布の余りを解消し着心地も良く美しい袖を表現しました。

gawa Pivot Sleeve(ガワ ピボット スリーブ)の美しさと機能美は、試着動画でご覧いただくと分かりやすいです。

続いては、衿のデザインです。
gawa アビ・ア・ラ・フランセーズの型紙には、「ショールカラー」と「スタンドカラー」の2種類を同封しています。

gawaのショールカラーは、ゆるみを入れた「遊び」のあるデザインに仕上げています。
上品な見た目でありながらも、着用者の好みに合わせて表情を変えることのできるショールカラーです。

上記、四角い枠をご覧ください。
衿が引っくり返る部分に、布のゆるみを多く入れています。
ペタッと潰れた衿ではなく、ふっくらと立体感を持った表情が特徴です。

ショールカラーでありながらも、段返り(だんがえり)と呼ばれる設計にしており、ボタンを留める位置に合わせて、自然と衿が馴染んでいくように仕立てています。
中段に位置する第二ボタンで留めれば、ラペルの立体感が際立ち優雅な印象になります。
そして、上段の第一ボタンで留めるとスッキリと衿が収まり、端正な見た目に変化します。
第一ボタンでも第二ボタンでも、どちらで留めても美しい表情を描きます。
また、首元の近くにボタンを配置しても良いでしょう。
コンパクトなショールカラーとして着用することも可能です。かわいい印象です。
このように布の遊びの分量が入った衿ですから、型紙の線を修正することなく、ボタンの位置を変えるだけでアレンジを楽しむことができます。
どんな表情に仕上げるか?
お好みのボタン位置を探ってみてください。

もうひとつの衿「スタンドカラー」は、軽やかでシンプルな設計にしました。
軍服のようにピチッと留まるスタンドカラーではなく、衿元があいた抜け感のあるデザインにしています。

四角い枠の部分、衿がくっつかずに中心があいています。
これはヨーロッパの古いワークウェアに見られるスタンドカラーのデザインです。
上までボタンを留めて着用したとき(防寒性向上)でも、首がつまらずに動きやすいのです。
アビ・ア・ラ・フランセーズは18世紀の上流階級のコートですが、意図的に階級を越えて現代に合わせたgawaならではの設計にしています。

お好みでボタンを開けて着用しても良いでしょう。
どことなくナポレオンカラー風の印象になりますよ。

全部のボタンを留めてきっちりと着てみたり、いくつかのボタンを外して胸元に表情を付けてみたり。
ベルトの有無でシルエットに変化を付けてみたり、自分らしく自由に着こなしてください。

最期に、Detachable Cuffs(デタッチャブル カフス)を紹介します。
デタッチャブルカフスとは、「取り外し式カフス」のことです。
18世紀のジュストコールやアビ・ア・ラ・フランセーズといったコートは、インナーに着るウエストコート(ベスト)に合わせてコーディネートされました。
コートのカフスと、ウエストコートを同じデザインにして装うことは紳士の最上級のお洒落でした。

Met Museum Ensemble French ca. 1765
gawaのアビ・ア・ラ・フランセーズでは、18世紀のコーディネート方法を現代でもお楽しみいただけるように、デタッチャブルカフスを採用しています。
別々のカフスを用意するのではなく、カフス自体をリバーシブル仕様に設計し、表と裏で異なるデザインを選べるように設計しました。

動きのある手首を覆うカフスを変えると、受ける印象は大きく変わります。
私はショールカラーと色味を合わせて製作しました。
皆さんは、どんなカフスにアレンジしますか?
また「カフスなし」でも着用することができます。
袖口にはスリット(切れ目)を入れているので、かるく折り返すとスタイリッシュに着こなせます。

カフスなしの着用写真。
袖口に飾り刺繍などを入れても面白いかも?
想像が膨らみますね。
あなたらしいgawaのアビ・ア・ラ・フランセーズをつくってください。
作品が見られることを楽しみにしております。